会長挨拶

～　知恵と新技術で図る経営基盤　～

　長野県農業経営者協会ホームページにようこそ。会長を務めています中坪宏明です。
　長野県農業経営者協会は、昭和46年に設立し、半世紀の経過を経て現在に至っています。
この間、会員の中から多くの政治家が誕生し、今現在も県議会議員・市町村議会議員として各分野で活躍されている会員がいます。

　この半世紀の間に我が国の農業も大きく進展してきましたが、昨今の農業経営は、転換期、農業革命の時代に突入したと感じております。経営者の高齢化、担い手不足により、一経営の規模拡大化へと移り変わってきました。
しかしながら労働者不足問題で、更なる機械化、スマート農業の取り組みが求められています。加えて、地球温暖化による栽培技術体系の見直しも必要になっており今まで以上に大きな課題に直面しています。さらに、不安定な国際情勢及び経済政策の変化による資材等の価格高騰によって、日本農業は更に厳しさを増しています。

　こうした状況下で、当協会では、令和7,8年度のテーマとして『知恵と新技術で図る経営基盤』を掲げ、会員237名が、豊かな自然環境に恵まれ、高冷地に位置する長野県の立地条件を活かして、自然に優しく、人にも優しい農業を目指して、日々研鑽を重ねています。

　さて長野県では、令和5年度から「第4期長野県食と農業農村振興計画」がスタートしており、当協会は引き続き、その計画の推進力として取り組んでおります。
　今後更に当協会が飛躍するために、農業技術の向上や規模拡大など経営体質の強化に努め、時代にマッチした新たな農業の展開と、豊かで潤いのある農村社会の発展に寄与するとともに、担い手の確保、育成支援等に取り組み、農業者としての社会的使命を果たしてまいります。

　長野県で農業を目指したい皆さん。是非私たちと一緒に取り組みましょう。お待ちしております。

会長　　中坪　宏明